勉強会終了

id:rf0444主催の勉強会が終了した。
全7回で、内二回を私用で欠席したが、いろいろと議論ができてよい時間だったと思う。


勉強会で確認できたのは、オブジェクト指向のまともな学習が機能しているところがほとんど無いところ。事実、差分プログラミングをいまだに嬉々として教えているところもあるみたいだし。
デザインパターンを教えても、パターンはすばらしいだけで終わってしまって、その先にあるAlexanderの境地に到達する人もほとんどいないみたいだし。
そもそも、教育の段階ではポリモーフィズムが生かされる変更も生じないしなぁ。
よいものを行おうとしても、現場や学校で下のレベルにあわせようとすると、結果として伸びるものも伸びなくなるしなぁ。
そんなのにあわせるから、関数のreturnに条件文を書いたらいけない現場とかがでてくるんだ……

/* case 1 */
public boolean isHoge() {
    int a;
    // (ry
    return a == 10;
}
/* case 2 */
public boolean isPiyo() {
    int a;
    // (ry
    if( a == 10 ) return true;
    return false;
}

何をやってるかがソースのreturnを見るだけで一目瞭然じゃないか。case1がダメという人の気がしれない。(case2で書く人を否定はしないが……)
id:bleis-tiftによれば言語仕様もロクに知らない人が多すぎるのではないかとのこと。まさにその通りな気はするけど。


流動的要素が多いこの業界で、いまだに過去の思想(遺物)がリファクタリングされない限り、我々の立場は改善されないのですかねぇ。