トリコロ

少しばっかり記述したところ、なんかそのキーワードで巡って来てた人もいたみたいなのでいくつか。



単行本(MW-1056)の発売以降、電撃の方では再開して無いんですよね。*1
いまでもきららなどで多くの4コマが読めますが、海藍氏の作品は自分にとってはかなり別格のものになっています。
1つの話の作り方がうまい、と言うのでしょうか。キャラが立ってきてからの話の構成には正直脱帽です。4コマのタイトルの使い方は、私の知る限りでは最も上手なのでは無いかと思っています。


ただ、最初は1巻を借りて読んだだけでした。最初の頃は、自分としては特徴もなく、日常を過ごしていく彼女たちの姿を眺めていただけでした。
私の気持ちを変えたのは、ただ1つの話です。お手元にトリコロ1巻があれば、p.108の左側、「ちょっとした抵抗」をご覧下さい。この最後のコマが私をこの漫画に惹き付けました。彼女たちにやがて来る、最後の時までを見届けたいと私に思わせました。


それを決めてから、様々なものを探しました。少しでも彼女たちが描く世界をみたいと思いました。残念な事に、この作品を知ったのはきららでの休載後でしたので、きらら本誌を集めるなどの行為には至りませんでしたが、公開されている様々なものを集めました。(例えば、トリコロプレミアム、英訳版トリコロ、ドラマCDなど)今でも、ドラマCDなどはちょくちょく聞いています。
電撃大王で連載が再開されてからは、ほぼそのためだけ*2電撃大王を購読しました。単行本も出ていますが、関連のスクラップは手元に残っています。*3
しばらくの連載の後、単行本作業で休載ということを受けて、期待に心が高まりました。さらに、特装版も販売されるということで、これは必ず入手しなければと、色々な所に手を回しました。稀刊ツエルブ(twelve)には、ママはトラブル標準装備!をはじめとした、ある意味国立図書館に押しかけてでも読もうか*4と思っていた、過去の作品が載っているということで、手に入らないなら新渡戸さん(古)をはたく覚悟ぐらいはしていましたが、まあ手に入ってなによりです。
重版かかったという話を聞きましたが、調べて見ると、既にAmazonをはじめとする有名ネット通販ショップでは売り切れ状態のようですね。別に特装版をデフォルトにしても売れた気がするんだけどなぁ……。
自分?特装版x2(一冊未開封)に加えて通常版も買いましたよ?


まあ、ある意味狂信的なまでの執着を書いたわけですが、自分は海藍氏の作品の続きを読みたいと思っているただの一個人にすぎません。
語れる人がいるなら、語りたい。とも思いますが。


トリコロMW-1056 1 特装版 (Dengeki comics EX)

トリコロMW-1056 1 特装版 (Dengeki comics EX)

*1:ただし、電撃大王2008年8月号の小冊子に2ページの記事があります。おそらくこれが公式に販売された最新のものではないかと

*2:よつばと!やその他も興味はありますが、正直トリコロが無ければ雑誌を購入することは考えません

*3:単行本と比較すると、会話内容がちょくちょく変更されています。

*4:一時期真剣に検討した