大富豪
多人数でできるゲームの話をしてたら、トランプゲームの話となり、大富豪の話が出てきた。地方ルールの多いゲームだが、皆さんの周りではどのようなルールでプレイされているのだろうか。自分の近辺ではこのようなルールを追加で導入し、プレイしていた。
- 革命
エンペラーを除き、カードを場に4枚以上出せた場合、ゲームが終了するまで一時的にカードの強弱が逆転する。
- 8切り
8を含んだ組が1枚でもでた場合、強制的に場が流れる。
- 10捨て
出した10の枚数分、手札からカードを捨てることができる。
- 7渡し
出した7の枚数分、手札から次手番、あるいは任意のプレイヤーにカードを渡すことができる。
- ジャックバック
Jを含んだ組を出したとき、バックを宣言することで、場が流れるまで一時的に革命の状態を起こす。
- 連番
同じスートが3枚以上続いている場合、それを場に出せる。4枚以上で革命。
- 階段
最初の一枚に対して、次の数字が続き数字である場合、3枚目以降はその数字しか出せなくなる。
- しばり
最初の一枚に対して、次のスートが同じである場合、3枚目以降はそのスートしか出せなくなる。階段と重複可能。ペア以上の場合、片側をしばることも可能。
- エンペラー
4枚の数字が続き数字で、全てのスートが異なる場合、1つの手役として場にだせる。ただし、革命にはならない。
- 逆縛り
場のカード全てに対して、スートが同じで数字が1つだけ小さい場合、そのカードを場に出すことができる。このとき、しばりと同じ状況が発生する。
- 砂嵐
3のスリーカード*1はどのようなスリーカードに対しても出すことができ、強制的に場を流せる。
単体のジョーカーに対してスペードの3を出すことができる。場は流れない。
また、場のルールとして
- 上がり禁止札はなし
- 富豪と貧民とのカードの交換ではジョーカーを候補に含めない
- 大貧民からゲームを開始する。初回時はスペードの3を宣言の後、好きなカードからゲームを開始。
- ジョーカーは2枚の54枚でゲームを行う。
- パスを行っても、次の自分の番が回ってくればカードを出すかどうか選択できる。全員がパスすれば場が流れる。
といったことがあげられる。
自分としておすすめなのは、何と言っても逆縛りである。2が常に強いこと(=JOKERが出されないかぎり流れないこと)が保証されないので、どの点で必要なカードを使うかを検討する、非常に戦略的に面白いゲームとなる。全員の意識が共通できるなら、非常におすすめできる追加ルールである。
地方ルールの詳細についてはWikipedia:大富豪が詳しい。1度読んでみると、自分の知らないルールが数多くあり面白いとも思う。
*1:同じ数字のカードを3枚出すこと