Javaを上達させるためには?

アセンブラを勉強すれば良いらしい。(ifとelseの思考術より抜粋)


このエントリを見て、書店よったついでに立ち読みして来ましたが……
斜めに3分ほど眺めただけなので、内容については余り言及はなし。
ただ、Javaを上達させるためにはアセンブラを勉強すればいいとか言ってるのが気になった。


まあ、アセンブラを勉強することで、プログラムがどのように動いているのかを知ることはできるとは思う。その意味で、プログラム全般のスキル上達に役立つことは間違いないと思う。


ただ、それはJavaという言語に特定した場合、その言語の上達に直接的にはつながらないだろ……
Javaが(C++とは違い)オブジェクト指向の専門言語*1である以上、Javaの上達には(コンピュータ上で動くという実装の)詳細よりも、いかに問題を抽象化して捕らえることが出来る様になるかという考え方こそがむしろ大事だと思う。
著者の矢沢さんは抽象化が嫌いな節*2があるためにこんなこと書いてるのでしょうか。


私のタイトルの問いかけに対する回答としては、

ことが、Javaを上達させるために必要なものだと思います。
むしろ、Javaという特定言語を上達させるためにアセンブラという原始的な手法を覚えちゃダメ。

ifとelseの思考術 プログラマ脳育成講座

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*1:int型とかもあるけど、まあこう言っても問題無いと思う

*2:主観だが、著作物を見てるとそう感じる