Don't Repeat Yourself - DRY原則と仕様書
Don't repeat yourself(DRY あるいは Single Point of Truth)は特にコンピューティングの領域において、重複を防ぐ考え方である。この哲学は、情報の重複は変更の困難さを増大し透明性を減少させ、不一致を生じる可能性につながるため、重複するべきでないことを強調する。
本当にその書類は必要かい?
目的が似たような書類はないかい?
あるなら、1つの書類とするべきだ。
フォーマット別の同じ内容の資料*1が必要かい?
必要なら、プレーンテキストなどからの自動生成を考えるべきだ。
その仕様書は本当に必要かい?
”標準”という規約に括られているものは、果たして本当に必要なのかい?
”習慣”は常に最良の解決策を導いてくれるのかい?
誰だって、楽をしたいはずなんだ。死の行進が行われるこの世界では。
ああ、でも。
形骸化した決まり事は、僕たちを先の見えない目的地へと誘うんだ。
- 作者: アンドリューハント,デビッドトーマス,Andrew Hunt,David Thomas,村上雅章
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2000/11
- メディア: 単行本
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