Eclipse BIRTでできる事を書いてみた
仕事で既にそろっているデータを元にして自動的にレポート生成をしたいことがあった。
色々探してみると、既にある仕組みを探してみるとEclipse BIRTがちょうど良かった。
日本語の資料としてはかなり古いバージョンの2系を中心にしたものはあるけど、最新の4系についての情報が無いに等しかったので、実際に色々試したことをまとめてみた。GitHubに。
https://github.com/a-hisame/article/tree/master/Eclipse-BIRT
しかし、ReSTとかMarkdownとかが使えると、本当に便利だ。
PowerShellのリモート処理をAWS Windows Serverで使ってみて
はじめに
この記事はPowerShell Advent Calendar 2013の1日目の記事です。
今年に入って、AWS上のWindows Serverを操作するためにPowerShellのリモート機能を使うことがありました。
そこで得た知見を書き残すのが、本エントリの主旨です。
AWS WindowsインスタンスにPowerShellでリモート接続する場合の問題点
はじめに
PowerShellのバージョン2.0からリモート接続が可能になっています。
いくらかの準備は必要ですが、特に追加のソフトをインストールなどすることなく他のマシンからのリモート接続ができます。
Googleで探すとセットアップのやり方や裏で動いているサービスの情報は普通に見つかるので、ここでは技術的詳細は省きます。
しかし、本来必要な手順を行った場合でも、AWSのWindows Serverでこれを実現しようとすると上手くいかなかったので、その現象、原因、対処法を書き記しておきます。
意外と使われていないけど便利なCommons
Javaを仕事で書いている人なら、大半の人が知っていると思うApache Commonsですが、折角プロジェクトでCommonsが使えるのにメソッドを使わないという事例をよく見るので、少し便利な物を書き連ねてみようかと思います。
あ、主旨は何が何でもCommons使えー、というわけではなく、折角Commons入ってるプロジェクトって多いんだから、その中身のUtilメソッドを使った方が苦労が少ないよーということです。
他のライブラリ(Guavaとか独自のとか)で同じ処理があるなら、そっちを使ってもよいと思いますが、べた書きするぐらいならこっちを使いましょうってことで。
Functional PowerShell
PowerShellで色々書いてて、折角Foreach-ObjectやWhere-Objectがあるので、もっと関数型言語っぽく書けないものかと思って、仕様をいくつか調べてみた。
続きを読むBoost.Graphを使って巡回セールスマン問題を解いてみる
この記事はC++ Advent Calendar 2012の10日目の記事です。
はじめに
Boost.Graphでは様々なグラフの問題を扱うことができます。
例えば、グラフの経路探索を抽象化した、幅優先探索や深さ優先探索、最短経路問題を効率よく解くためのA*アルゴリズムや、平面グラフに対する彩色問題を解くためのアルゴリズムも提供されています。
さて、これらのコンテンツを眺めていると、面白そうなテーマとして、TSPやSmall Worldといった用語を見つけることができます。
この中から、今回はTSP(Traveling Salesman Problems, 巡回セールスマン問題)についてのBoost.Graph内での扱いを調べてみました。
それに付随して、その中で使われているBoost.Graphの機能とか考え方についてを簡単に述べます。